カメ版忠犬ハチ公?逃がしても逃がしても主人のもとへ戻ってくる不思議なカメ―四川省遂寧市

Record China    2008年3月4日(火) 22時54分

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3月3日付の「華西都市報」は、何度川に放しても戻ってくる主人想いの律儀なカメの話題を掲載した。写真は南京で行われたカメのお見合い。

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2008年3月3日、四川省の「華西都市報」とそのサイト「四川在線」は、何度川に放しても戻ってくる主人想いの律儀なカメの話題を伝えた。

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四川省遂寧市に住む余さんは、春節前に食材のカメを買った。これでスープを作って両親に飲ませ、精をつけてもらおうと、春節まで大事に育てた。今年の2月7日、カメを手に実家を訪れた余さんに両親は「カメは情があるから、私たちは食べないよ。川に放しておあげ」と命じた。

「せっかくごちそうしようと思ったのに」とブツブツ言いながら、カメを川に放そうと家族や友人らと川岸にやってきた余さん。ところが、カメは水の中をいったんは泳ぎだすものの、すぐに余さんのところまで戻ってくる。川岸からどんどん深いところまで入ってカメを放すのだが、なぜかカメは必死に泳いで余さんの足元へ。そしてつぶらな瞳でじっと余さんを見つめて動こうとしない。これを4回繰り返し、ついに余さんは、カメを川岸から30メートルあたりまで思いきり投げ飛ばした。友人たちは「カメは育ててくれたお前に恩義を感じているのかも。今度も戻ってきたら、放さないでちゃんと飼ってやれよ」という。余さんはわざと、カメを投げた地点とは別の場所に立って待っていたが、カメはきっちり余さんの元へ戻ってきたのである。

「運命の糸」を感じた余さん、その後、カメと末永く仲良く暮らした…かどうか、「華西都市報」はまだ続報を掲載していない。(翻訳・編集/本郷)

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