Record China 2008年3月5日(水) 22時57分
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3月4日の報道によると、北京市政治管理委員会幹部がTV出演し、五輪を控えた北京の町をPR。現在、世界で最も公衆トイレが多い都市は北京であることなど、国内外であまり知られていない事実も紹介した。写真は北京の「防弾トイレ」。
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2008年3月4日、中国新聞網の報道によると、北京市政治管理委員会の陸(ルー)主任がTV番組に出演し、五輪を控えた北京の街について語った。
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陸氏は日々膨張を続け、中国人にすら実態がつかみにくくなっているメガ都市、北京を“数字”をキーワードに斬りとってみせた。
例えば、「5200」。実はこれ、現在北京で改修・新設済みの公衆トイレの数。この数はニューヨーク、ロンドン、東京などを上回り、北京は「世界で最も公衆トイレが多い都市」になっている。「中国ではトイレに苦労する」という固定観念はこと北京についてはもう通用しないというわけだ。
次に「2万ムー(約1333万平方m)」。これが意味するのは、現在の北京のゴミ処分場の面積。大都市北京にとって、ゴミ処理は深刻な問題。市内で毎日1600tのゴミ(市民1人あたり1kg)が出ているという。市域内でのゴミ処理率は100%に達しているが、郊外では76%程度にとどまっている。このため、ゴミ処分場面積は毎年平均500ムー(約33万3400平方m)拡大しているが、すでに用地確保が困難になっており、今後は埋め立てに頼らざるを得なくなる。
最後の数字は「1万2000棟」。これは昨年から壁の塗り替えが進められている建物の数。今年はさらに8000棟で塗り替えが予定されている。今後は5年に1回のペースで壁の塗り替えが行われ、400か所の胡同(市内中心部に点在する細い路地)でも全面的な区画整理が行われるという。
こんな「数字」がスラスラ出てくれば、あなたも立派な北京通?(翻訳・編集/岡田)
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