改憲と軍事力増強に道を開いた安倍首相の訪米―米華字メディア

Record China    2017年2月12日(日) 18時10分

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10日、米華字メディア・多維網は記事「安倍訪米を中国は警戒すべきだ=トランプ大統領の誕生は日本のコントロールを弱める可能性も」を掲載した。日本の改憲と軍事力強化はトランプ大統領にとっても歓迎すべき事態だという。写真は日米安全保障条約の展示。

2017年2月10日、米華字メディア・多維網は記事「安倍訪米を中国は警戒すべきだ=トランプ大統領の誕生は日本のコントロールを弱める可能性も」を掲載した。

安倍晋三首相は9日から13日にかけて米国を訪問する。10日にはトランプ大統領と初の日米首脳会談が行われたほか、翌11日にはともにゴルフをプレーするなど個人的関係を深める予定だ。安倍首相は日本の投資によって米国に70万人もの雇用を生み出すと約束するなど、トランプ大統領に大きなプレゼントを提供し関係強化に躍起になっている。

その見返りは日本の改憲という形でもたらされる可能性もある。安倍首相が目標とする改憲がこれまで実現しなかったのは、オバマ政権が明確な支持を与えなかったことが大きい。13年に安倍首相が訪米した際には改憲プランについて詳細に説明したにもかかわらず、その後の共同記者会見でオバマ大統領(当時)が言及することはなかった。一方で「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ大統領にとっては、日本が軍事力を強化し米国の責務が軽減されるのは歓迎すべき事態とも言える。もし米国のコントロールが弱まったならば、日本の防衛力が「変質」するのは時間の問題と言えるだろう。(翻訳・編集/増田聡太郎

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