<全人代>「男余り社会」解消の秘策?「姉さん女房推奨案」を提案―中国

Record China    2008年3月6日(木) 12時56分

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5日、この日開幕した中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)で、内モンゴル自治区の委員が「男女比の不均衡を是正するには、『婚姻法』を改正して、いわゆる“姉さん女房”を推奨すべき」と提案した。

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2008年3月5日、この日開幕した中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)で、内モンゴル自治区の委員が「男女比の不均衡を是正するには、『婚姻法』を改正して、いわゆる“姉さん女房”を推奨すべき」と提案した。広州の夕刊紙「羊城晩報」が伝えた。

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中国では人口抑制を目的に70年代から「一人っ子政策」を導入した結果、空前の“男余り”社会に突入。特に90年代生まれは10人に1人が結婚できない計算となり、性犯罪の増加や風俗産業の隆盛なども社会問題化している。その反面、男性の「若い女性好き」が災いして、適齢期を過ぎた女性が結婚できないという皮肉な現象も起きているという。

こうした現状を是正しようと提案されたのが、この「姉さん女房推奨案」。現行の「婚姻法」では結婚できる年齢を男性22歳、女性20歳としているが、これを男女同じ年齢または女性の年齢を男性より高くするべき、と主張。男女ともに“余った世代”をくっつけ、一挙両得を狙う考えだ。

この委員はさらに、「美容技術の進歩によって、見た目年齢が若い女性が増えている」と述べ、「大スターの王菲(フェイ・ウォン)夫妻だって姉さん女房で上手くいっている」と自らの案にかなりの自信をのぞかせていたという。(翻訳・編集/NN)

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