「日本軍」がらみで歴史の歪曲?当局がタン・ウェイの出演CM差し止めか―中国

Record China    2008年3月7日(金) 19時14分

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7日、映画「ラスト、コーション」でヒロインを演じた女優タン・ウェイの出演CMについて、中国の国家広播電影電視総局が、各局へ放送差し止めを通達しているという。

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2008年3月7日、映画「ラスト、コーション」で一躍トップスターに躍り出たタン・ウェイ(湯唯)の出演CMについて、テレビ・ラジオ放送を管理する国家広播電影電視総局(広電総局)が、各局へ放送差し止めを通達しているという。北京晨報が伝えた。

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この話は、視聴者からの問い合わせで浮上したもの。北京晨報によると、北京や上海の大手テレビ局に問い合わせたところ、CMを含め、タン・ウェイをPRする全ての内容について、関連当局から放送を差し止められているという。ただし、理由は明らかになっていない。

「ラスト、コーション」は、第二次大戦下の上海が舞台で、トニー・レオン(梁朝偉)演じる日本軍の諜報機関幹部と、抗日運動に参加したヒロインの、駆け引きと愛の葛藤を描いたストーリー。台湾メディアは、日本軍に加担した「漢奸」(売国奴)を愛してしまったヒロイン役のタン・ウェイが、日本軍への認識のずれや歴史の歪曲につながると判断したのでは?と伝えている。(翻訳・編集/Mathilda

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