<中華経済>天然砂の台湾向け輸出再開、経済発展に貢献へ=再輸出防止に管理強化も―中国

Record China    2008年3月11日(火) 17時41分

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8日、中国政府は10日から天然砂の対台湾輸出を再開すると発表。経済発展が停滞した台湾業界関係者の必死のアピールが功を奏したようだ。写真は海南省から運ばれた北京五輪ビーチバレー用砂。

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2008年3月8日、中国新聞社の報道によると、中国は10日から天然砂の対台湾輸出を再開するという。

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7日、中国商務部は通達を出し、中国における天然砂の対台湾輸出再開に向けた作業を完了させた。また、政府筋は同輸出の再開後について、「台湾同胞がこの輸出から受ける恩恵を保護する上で、天然砂の第三国への再輸出防止のための管理を強化しなければならない」と次のステップに言及した。

今回の輸出再開まで中台双方の並々ならぬ歩み寄りがあった。昨年3月、中国が環境と資源の保護という観点から天然砂の輸出を禁じると、台湾の砂利業界と関係者は多くのルートを通じて中国側に早期輸出再開を訴えてきた。島内の天然砂が不足し供給が追い付かず価格は高騰、建築業ばかりか経済全体の発展に大きく影響したからだ。

07年11月8日、中国商務部が「天然砂の対台湾輸出再開も考慮」と宣言すると、同月13日には台湾輸入砂利協会など業界関連協会6団体が北京を訪問。商務部、交通部などと関連問題について意見交換を行った。

07年末以降、商務部は天然砂の台湾向け輸出再開に向け関連政策を発表して準備を進めてきた。(翻訳・編集/汪葉月)

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