<中華経済>地下鉄新路線2本を建設へ―香港

Record China    2008年3月12日(水) 19時26分

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12日付中央日報によると、香港特別行政区政府の最高意思決定機関、行政会議はこのほど、沙田と中環をつなぐ「沙中線」と観塘線「延伸線」の2路線の新設を決定した。写真は香港・セントラル。

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2008年3月12日、12日付中央日報によると、香港特別行政区政府の最高意思決定機関、行政会議はこのほど、沙田と中環をつなぐ「沙中線」と観塘線「延伸線」の2路線の新設を決定した。

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うち沙中線は、大圍駅を基点に鑽石山、啓徳、土瓜湾、馬頭圍、何文田、紅〓(石へんに勘)、香港会議展覧中心、金鐘をつなぐ全長17キロメートルの路線。香港政府は374億香港ドルを投入して同路線の建設を担当し、完成後の運営権は香港で鉄道経営を行う香港鉄路有限公司(MTR)に委譲する。香港鉄路は運営ライセンスの費用として計918億香港ドルを香港政府に支払うとみられる。運営期間は50年。

計画では2010年から着工し、2019年に最終工程が完成する見通し。完成後は大圍から金鐘までにかかる所要時間が現在の29分から17分に短縮され、沿線沿いに住む市民30万人が恩恵を受ける。また、香港鉄路によると、2021年以降は同路線による利益として毎年41億香港ドルの計上が見込まれるという。

観塘線の延伸は、香港鉄路が建設を担当し、総工費は42億香港ドルとなる見通し。黄埔から同じく新設する沙中線の何文田駅を結ぶ路線で、全長は3キロメートル。完成は2015年の予定。2016年から毎年4億香港ドルの利益を見込んでいる。(翻訳・編集/KS)

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