2008年3月13日、中国の旅行業を管轄する国家旅游(観光)局が、「全国旅行サービス品質報告2007」を発表した。それによると、昨年中国の旅行業が受けたクレーム数は、前年比4．72％減の9971件。旅行者に支払った賠償金の額は、同19．26％増の873万7000元（約1億3000万円）に上った。中国新聞ネットが伝えた。

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クレームの対象は、「旅行会社」がトップ。2位が「観光地」、3位が「旅館・ホテル」だった。旅行会社へのクレームで多かったのは、「勝手にツアーのレベルを下げられた」「勝手にツアー内容を変えられた」「ガイドのレベルが低い」「飛行機など交通機関の遅れ」など。

昨年1年間の海外からの観光客は、のべ1億3200万人で前年比5．5％増。国内旅行をした人は、のべ16億1000万人で前年比15．5％増。海外への旅行者数は、のべ4095万人で前年比18．6％増に達した。（翻訳・編集/NN）