五輪前の最後の森林火災警戒期、5万人体制で防火強化―北京市

Record China    2008年3月15日(土) 21時15分

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15日、北京市は五輪開催前に最後となる森林火災警戒時期を迎える。そのため同市では、森林巡視員5万人、森林消防隊94隊を結集し、最高レベルの防火態勢を敷く方針だ。写真は07年3月、北京市で行われた消火訓練。

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2008年3月15日、北京市は五輪開催前に最後となる森林火災警戒期を迎える。そのため同市では、森林巡視員5万人、森林消防隊94隊を結集し、最高レベルの防火態勢を敷く方針だ。14日付で中国新聞社が伝えた。

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北京市森林公安局の許海峰(シュー・ハイフォン)氏は14日に開かれた記者会見の席で、「北京市では今年1月から現在まで雨が降っていない。また、高温で空気が乾燥しているため、火災が最も発生しやすい状態にある」と警戒を示した。

そのため、同市の各観光地や森林保全区では、森林警察や巡視員らが24時間体制でパトロールするなど、防火態勢を強化している。森林防火指揮部は、望遠台123台、監視カメラ43台、15の気象ステーションを投入し、最高レベルの通報ネットワークを構築。近代的な火災通報設備を整え、森林保全区の全気象状況をモニタリングする方針だ。

ある調べによると、07年11月1日から今年3月10日の時点で、同市で発生した火災は12件、うち2件は森林火災。なお、森林火災の9割以上が人的要因によるものだという。(翻訳・編集/下妻)

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