「9月13日、海南島でM9.1の大地震発生!?」ジュセリーノ氏の大予言はデマ―海南省地震局

Record China    2008年3月16日(日) 1時4分

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3月14日、「驚異の的中率」と騒がれているブラジルの予言者ジュセリーノ氏が、今年9月13日に中国海南島付近でM9.1の大地震が起こると大予言。海南省地震局はこれを完全に否定した。写真は三亜市。

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2008年3月14日、海南省地震局はブラジルの予言者ジュセリーノ氏が今年9月13日に海南島付近でM9.1の大地震が発生すると発表したことについて、「科学的根拠も観測事実も無い」と真っ向から否定した。地元紙「海南日報」とそのサイト「南海網」が伝えた。

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今年日本のテレビ番組にも出演した予言者ジュセリーノ氏。「驚異の的中率」と世界各国のマスコミで騒がれている彼が、「今年9月13日に中国海南省海南島と広西チワン族自治区南寧市との間の海域で、M(マグニチュード)9.1の大地震が発生。この地震と津波の被害で数百万人の死者が出る」と予言したため、該当地区では不安を訴える住民の声が日増しに強くなっていた。

海南省地震局地震予報センターの沈主任は、過去の観測データや海南島付近の地理条件を根拠に同地域で大地震や大津波が発生することはありえないと予言を完全に否定した。夢で未来がわかるというジュセリーノ氏は9月13日の地震予言について、「中国で発生しなければ、日本で起こる」とも述べているのだが…。(翻訳・編集/本郷)

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