<闇っ子>なくならない「無戸籍児」、6万人が新たに判明―甘粛省

Record China    2008年3月17日(月) 11時50分

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16日、甘粛省蘭州市で行われた「人口と計画生育工作会議」で発表された統計によると、同省では過去数年の「無戸籍児」が6万人に上る。写真は2008年3月、同省永登県で行われた西北地方特有の雑技「社火」の観客。

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2008年3月16日、甘粛省蘭州市で行われた「人口と計画生育工作会議」で発表されたデータによると、甘粛省では出生届を提出されていないいわゆる「闇っ子」が、この数年来で6万人に上ることが分かった。新華社の報道。

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同省の関連部門の調べで分かったもので、昨年に生まれた闇っ子だけで約1万5000人に上った。また、出生届は出されているものの、出生期日を偽って届けているものが1万2000人分にも上っている。

また、中国では経産婦に避妊手術を行うことが奨励されており、既婚女性の3分の1が手術を行っていると見られるが、今回の調査で、甘粛省では過去数年の9500例が実際は手術をしていない「にせ手術」だったことが発覚した。

「一人っ子政策」が施行されてまもなく30年を迎えるが、報道では、いまだにデータ管理の体制が十全に整っていないことがこのような状況を招いているとされている。(翻訳・編集/愛玉)

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