Record China 2008年3月20日(木) 15時31分
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18日、瀋陽市は高音域スピーカーを用いての客寄せをはじめ、市民を長年苦しめていた騒音問題を徹底的に根絶すると発表。警察とも連携し、違反者には厳罰をもって臨む。写真は同市の繁華街・中街。
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2008年3月18日、瀋陽市は高音域スピーカーを用いた客寄せなどを含む、長年、住民たちを困らせていた騒音問題を徹底的に根絶すると発表した。市民は静かな環境の中で北京五輪を迎えることとなる。中国新聞網が伝えた。
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中国の商店街を歩くとスピーカーを用いた、耳をつく大音声での客寄せが聞こえてくるが、「若者の働きを妨げ、年寄りを休ませない」と言われるほど、高音域スピーカーを用いた客寄せの音声は瀋陽市民の日常生活に悪影響を及ぼしている。環境保護局の責任者によると、こうした騒音には最も苦情が多く、数年間にわたる対処も何ら効果を生んでいないという。
こうした状況に対し、瀋陽市環境保護局は18日、記者会見を開き、市内全域に渡って徹底的に騒音問題を根絶するために、今年は19の街路から騒音の取り締まりを行うと発表した。
今回の取り締まり対象地区は大型商業地区や人口が集中する住宅地など。大きなスピーカー音声や運搬時に発生する騒音、金属や石材加工時の騒音やカラオケ店から出る騒音も取り締まりの対象となる。
長年、市民から苦情の絶えなかった騒音問題に対し、環境保護局は警察とも連携し、違反者には厳罰をもって対処する構えだ。まずは高音域スピーカーを用いての客寄せを取り締まり、対象を広げていくという。(翻訳・編集/小坂)
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