Record China 2008年3月21日(金) 22時44分
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16日、北京首都国際空港で乗客の男性が、機内に歯磨き粉を持ち込もうとしたところ、空港係員に止められ逆上、「これは爆発物だ」と思わず言ってしまったことから現場が一時パニック状態となった。写真は北京首都国際空港の出入国検査所。
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2008年3月16日、北京首都国際空港で乗客の男性が、機内に歯磨き粉を持ち込もうとしたところ、空港係員に止められ逆上、「これは爆発物だ」と思わず言ってしまったことから現場が一時パニック状態となった。19日付で京華時報が伝えた。
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中国では、今月14日から、民用空港総局の新規定が適用され、国際線で液体物の機内持ち込みが全面禁止となっている。制限品の中には、歯磨き粉、液状・ジェル状の化粧品、クリーム類、シャンプー、目薬、飲料水などが含まれており、民用航空の運輸規定に適合するものを除いて一切の液体物が持ち込み禁止となっている。
16日午前11時頃、北京発済南行きの国内便に搭乗予定だった男性が、手荷物の中に歯磨き粉を入れていたところ、空港係員がそれを発見。預入荷物に入れるよう要請したが、応じなかったため、新規定に基づき没収しようとした。しかし、逆上した男性が「これは爆発物だ」と言ってしまったことから事態が一転、爆発処理班が駆け付ける騒ぎとなった。
その後の調べで、ただの歯磨き粉であることが判明したが、男性は取り調べのために3日間身柄を拘束された。なお、民用航空の新規定が適用されてから、液体物持ち込み違反で拘束者が出たケースはこれが初めて。(翻訳・編集/下妻)
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