清朝皇族の末裔が詐欺!「祖父の遺品を取り戻したかった」―北京市

Record China    2008年3月23日(日) 10時52分

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21日、北京市第一中級人民法院で、ある男に懲役12年の判決が下された。男の名は愛新覚羅一聡。その名が示すとおり、清朝皇族の末裔だ。写真は吉林省長春市の「偽満州国皇宮」。

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2008年3月21日、北京市第一中級人民法院で、ある男に懲役12年の判決が下された。男の名は愛新覚羅一聡(アイシンギョロ・イーゾン)。その名が示すとおり、清朝皇族の末裔だ。北京晩報が伝えた。

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2006年、一聡は著作権侵害で公判中の程(チョン)の妻に「自分は共産党幹部の子弟に知り合いがいるため、刑の減免を働きかけることが出来る」と話を持ちかけ、書画などの賄賂を送る名目で25万7000元(約360万円)の現金を要求した。12月、程は執行猶予付き懲役3年の判決を受けたが、その後も一聡は金を要求。裁判が結審したことを知らなかったことで、要求した金は一聡が着服し減刑を働きかけていなかったことが発覚した。

一聡の祖父はラストエンペラー溥儀のいとこに当たる溥佐。溥佐は著名な画家で人民中国成立後も河北芸術師範学院、天津美術学院で教鞭を執っていた。一聡が犯行に及んだ動機は祖父の絵を買い戻す資金を得るためだったという。(翻訳・編集/KT)

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