2008年3月26日、25日付香港・経済通は市場関係者の話として、中国石油最大手の中国石油天然気股〓（にんべんに分、以下同）有限公司（ペトロチャイナ）が、ディーゼルオイル20万トンを輸入したと伝えた。農業向けの需要が増える4月に対応するためだとみられる。

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また、関係者によると、ペトロチャイナと中国石油化工股〓有限公司（シノペック）が石油製品に係る輸入関税の減税期間の延長を当局に求めたことに関しては、現在も審査待ちが続いているという。

中国では国内の需要拡大に伴い、石油製品の供給が滞っている状態。政府は大手石油メーカーの同2社に対して国内供給を確保するよう求めているが、一方で原油高の影響から輸入に係るコストが増大している。

これを受け、政府は07年11月と08年1月の2回にわたって、ガソリン、ディーゼルオイル、航空燃料の輸入関税率を1％に引き下げ、石油製品の輸入を奨励している。（翻訳・編集/KS）