<漢方>野生の冬虫夏草、絶滅の危機―甘粛省

Record China    2008年3月27日(木) 21時22分

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26日、蘭州新聞網の報道によると、過度の採取による生息環境の変化により、甘粛省における野生の冬虫夏草は現在、絶滅の危機に瀕しているという。資料写真。

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2008年3月26日、蘭州新聞網の報道によると、現在、過度の採取による生息環境の変化により、甘粛省における野生の冬虫夏草は絶滅の危機に瀕しているという。

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07年、漢方薬の材料となる野生の冬虫夏草の産地価格は1kg4.8万元(約72万円)。野生は薬効が高く高価で、需要が増加しており、それにより近年、冬虫夏草の採取と環境破壊が進み、生息地の縮小を招いている。

甘粛省甘南チベット自治州、隴南市などでは、毎年、地元の人々だけでなく、数万人に上る人々が近隣から押し寄せ野生の冬虫夏草を採取している。過度の採取は冬虫夏草の成長に必要な環境条件を損い、生存を危うくさせる。

野生の冬虫夏草は高山の草原で成長するが、その生育環境は特殊で、温度、湿度、植生、土壌などの環境条件が非常に限られている。生育期間が長いため、自然条件の下での繁殖率は低い。そのため一部地区の植生破壊、乱獲が野生の冬虫夏草の生育環境を著しく破壊している。(翻訳・編集/YY)

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