BRIDGE 2017年3月12日(日) 9時0分
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在韓米軍の高高度防衛ミサイル配備に対して中国が反発を強める中、韓国国内のホテルでは中国人客の予約取り消しが相次いでいる。写真はソウル。
在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対して中国が反発を強める中、韓国国内のホテルでは中国人客の予約取り消しが相次いでいる。
参考消息網が香港紙・経済日報の報道を引用し10日報じたもので、客の半数が中国人というソウル東大門エリアのイビスバジェットアンバサダーでは中国からの団体ツアー全てが予約をキャンセル。個人客のキャンセルも毎日2-3人出ているという。このほか、明洞のロッテシティホテルは韓国ロッテグループが韓国政府とTHAAD配備に向けた土地交換契約を結んだ2月末以降、キャンセル率が30%に上昇。新羅ステイでも中国人客の予約は減っており、従業員からは「この打撃を減らすために東南アジアからの宿泊客誘致に取り組んでいる」との声が聞かれた。
中国国家旅遊局は今月3日、「韓国・済州島で中国人の入国拒否が増加している」と指摘し、「旅行目的地は慎重に選ぶように」と呼び掛ける通知を出している。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)
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