【動画】座り込みをする学生らに放水銃、韓国ソウル大の暴力的な対応が物議

The World Video    2017年3月14日(火) 22時0分

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13日、韓国・ソウル大学の大学本部が始興キャンパスの造成事業に反対し占拠・座り込みを続ける学生らに対し放水銃を使っていたことが分かり、物議を醸している。

2017年3月13日、韓国・ソウル大学の大学本部が始興キャンパスの造成事業に反対し占拠・座り込みを続ける学生らに対し放水銃を使っていたことが分かり、物議を醸している。

ソウル大学総学生会によると、11日に大学本部に動員された約200人の職員が、占拠・座り込みを続ける学生らを強制的に解散させるために放水銃を使い、物理的な衝突に発展した。

座り込みをしていたある学生は、自身のSNSに「ソウル大で学生らに対し放水銃が使われた」と書き込み、現場の動画を公開した。動画には本部の職員とみられる人物が、入り口に立つ学生らに向け消火ホースで放水する様子が映っている。また、学生らが水を受けて倒れる様子や、「僕らも人間だ」などと叫ぶ様子も映っている。

動画を見た韓国のネットユーザーからは、「ソウル大の学生らは暴行罪、監禁罪で職員らを訴えるべき」「韓国の民主主義が危ない」「学生ら相手にすることとは思えない。国がおかしくなっていく」「国の主人が国民であるように、学校の主人は学生だ。学生らが意見を主張することは当然の権利。それを暴力で封じ込めてはならない」「衝撃的な映像。日本植民地時代に戻っていくよう…」「放水銃に当たって死ぬこともある。職員らは何を考えているんだ?」など、大学本部の対応を批判するコメントが多く寄せられた。一方で、「いつから学生が大学政策に関与するようになった?」「先に不法占拠しておいて、なぜ学生らは被害者のふりをするのか。そんな人たちが韓国のリーダーになると考えると恐ろしい」との声もみられた。(翻訳・編集/堂本

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