中国初の潜水艇博物館、間もなく一般公開へ―遼寧省大連市

Record China    2008年3月29日(土) 13時41分

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27日、中国遼東半島の突端にある大連・旅順に、同国初の潜水艇専用博物館が間もなく完成する。一般公開を前にこの日、特別に内部を取材することが許された。90%以上は現役時代のまま公開されるという。

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2008年3月27日、中国遼東半島の突端にある大連・旅順に、中国初の潜水艇専用博物館が間もなく完成する。一般公開を前にこの日、特別に内部を取材することが許された。「チャイナフォトプレス」が伝えた。

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博物館のメインとなるのは、06年に退役したばかりの33型潜水艇だ。重さ1316トン、全長76.6m、高さ12.85mというこの巨大潜水艇は、中国人民解放軍で70年代から第一線で活躍してきた。内部は7つの船室に分かれており、第1船室と第7船室にはそれぞれ魚雷発射管が設置されている。

第2船室と第4船室は電池室兼居住スペースだ。第4船室は水兵専用で、人が最も多く集まる場所。第2船室は士官達の休憩室で、わずか2m弱のベッドと簡素なテーブルが置いてあった。このテーブルは1台で何役もこなす優れもの。会議や食事に使われるほか、この上で負傷した兵士を手術することもあるという。

第3船室は指揮室で、潜水艇の中央部にある。潜望鏡、海図、レーダーなどが置かれ、作戦の指揮は全てここから発する。第5船室と第6船室は動力室だ。博物館によると、90%以上の部分は、現役時代のままの姿で一般開放されるという。(翻訳・編集/NN)

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