中国の工業、2030年には世界一に=インフラ需要が技術革新進める―米誌

Record China    2017年7月2日(日) 20時30分

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29日、米誌フォーブスは「中国の工業が30年には世界一となり、米国は2位に転落する」と予測した。写真は南京地下鉄。

2017年6月29日、米誌フォーブスは「中国の工業が30年には世界一となり、米国は2位に転落する」と予測した。参考消息網が伝えた。

中国経済は過去30年、工業分野がけん引し、持続的に成長してきた。しかし、専門家は近く成長ペースが陰ると予測。中国の工業も今後、世界の舞台で競争せざると得ないとしている。中国経済がここ数年、山あり谷ありだったことは否定できず、中国における消費も伸びるとは予測できない。しかし、中国の工業はおおむね影響を受けないだろう。

まず都市人口が増える。30年までには都市部に住む人は10億人を超え、人口全体の7割を占めることになる。老朽化した建造物は建て替えられるため、建築ラッシュが起きる。住宅需要の拡大は基礎インフラ整備を後押しする。公共交通機関の整備も進むだろう。不動産やインフラ需要は技術革新を推し進め、国全体の工業の発展の礎となる。

また、中国政府が規制緩和を進めることで、多くの人々が貧困から脱し、新たな中産階級を形成するだろう。個人の繁栄を享受し、消費は増え、経済を刺激する。中国の工業は彼らの購買力を求め、さらに発展するに違いない。(翻訳・編集/大宮)

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