<コラム>日本の刑事ドラマは世界一面白い!とうなる中国人夫

むらさわりこ    2017年3月30日(木) 23時30分

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中国人夫が初めて日本に降り立った時、初めて思ったことは「空気が綺麗だなあ」ということだったらしい。それからというもの彼の日本の生活は驚きの連続であった。今回はそんな中国人が見つけた日本のすごさについて書いてみたい。資料写真。

中国人夫が初めて日本に降り立った時、初めて思ったことは「空気がきれいだなあ」ということだったらしい。それからというもの、彼の日本の生活は驚きの連続であった。今回はそんな中国人夫が見つけた日本のすごさについて書いてみたい。

まず日本の物作り。日本の伝統工芸から新幹線を作る技術まで、日本の物作りの技術にはやはり目を見張るものがあるらしい。「日本人は新しいものを作る技術がすごい。中国人はまねをするのはうまいけど、こんなに真面目に物を作ることはしない」と常々言っている。

次に日本人の真面目さだ。日本人は中国人に比べて本当にルールを守る。特に都市部で見ることができる順番を待つ列だ。電車に乗る時、病院の整理券をもらう時、人気のレストランの順番待ちなど、日本人はとにかく列を作ってきちんと並んでいる。並ぶことをあまりせず、お金で解決することも多い中国人からすると、秩序を守る日本人の姿は感動を誘うものであるらしい。

最後にこれは夫の個人的な意見だが、日本の刑事ドラマは世界一面白い。アニメも十分世界最高レベルだが、トムとジェリーやアルプスの少女ハイジなど世界的に有名なアニメは海外にもある。でも「刑事ドラマ」は日本唯一のカテゴリーを確立している。海外にも有名な刑事ドラマはあるが、日本のものはトリックが緻密で登場人物の一瞬の表情が事件の全貌を物語っていたり、一瞬たりとも見逃せない面白さがある。特に日本テレビの「相棒」は中国でも大人気で200話以上あるシリーズが全て中国語に翻訳されてインターネットで多くの中国人ファンが視聴している。

少し話が逸れるが、台湾では日本に対してまた違った見方も存在する。日本語や日本人は「クールだ」という見方である(中華圏内の他の国や地域でもこういった見方はあるが台湾は特に強い)。流行りの曲に日本語が入っていたり、テレビ番組などでも日本語を披露する台湾人タレントがたくさんいる。さらに「おばさん」という日本語は日本と同じ意味で使われており、多くの台湾人に通じる。日本の「クール」な文化が海外の人々をも惹きつけ、各国に根付いているのだろう。

■筆者プロフィール:むらさわりこ

1989年日本生まれ。22歳の時に2歳年上の福建省出身の中国人男性と結婚。英語を独学で習得後、英会話講師として働く傍ら中国のテレビなどを通し中国語も独学で習得。趣味は語学と読書。図書館があまりに好きで毎週通っている。結婚前はベトナム、ニュージーランド、モンゴル、カナダ、ラオス、フランスなど様々な国を一人で渡り歩く。自分のやりたい事や面白い事に国境や言葉の壁は関係ないと考えている。

■筆者プロフィール:むらさわりこ

1989年日本生まれ。22歳の時に2歳年上の福建省出身の中国人男性と結婚。英語を独学で習得後、英会話講師として働く傍ら中国のテレビなどを通し中国語も独学で習得。趣味は語学と読書。図書館があまりに好きで毎週通っている。結婚前はベトナム、ニュージーランド、モンゴル、カナダ、ラオス、フランスなど様々な国を一人で渡り歩く。自分のやりたい事や面白い事に国境や言葉の壁は関係ないと考えている。

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