上海地下鉄の営業距離が世界一に―中国メディア

人民網日本語版    2017年3月29日(水) 15時50分

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上海地下鉄は3月以降、1日当たりの乗客数の記録を3回更新し、ついに延べ1179万2000人に達した。この数字は、特大規模の都市人口に相当する。写真は上海市地下鉄10号線。

上海地下鉄は3月以降、1日当たりの乗客数の記録を3回更新し、ついに延べ1179万2000人に達した。この数字は、特大規模の都市人口に相当する。新華社が伝えた。

上海地下鉄は2012〜16年に11路線を新たに開通させ、その営業距離が163.4キロ延長された。上海地下鉄の営業距離は617キロで、世界一となっている。運営中の地下鉄駅は367駅。上海市では公共交通の乗客輸送の半分を、地下鉄が担っている。さらに200キロ以上の地下鉄を建設中だ。

上海地下鉄は今年、祝祭日の運行時間を1時間延長する。これは多くの市民が深夜に市街地にいても、余裕をもって地下鉄で帰宅できることを意味する。

しかしこの1時間延長による安全を保証するのは、容易なことではない。上海地下鉄梅隴倉庫を取材したところ、上海地下鉄が毎晩運行を停止すると、地下鉄の作業員が1〜2時間内に検査とメンテナンスを行っていた。祝祭日の運行時間の延長により、そのメンテナンス時間がさらに短くなる。運行の絶対の安全を保証するため、メンテナンスも技術の改善を続ける必要があるということだ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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