2008年4月2日、「城市晩報」によると、吉林省梅河市のある幼稚園で、6歳の女の子・童童（トントン）が、同じクラスの男の子にラブレターを送り、将来BMWを1台プレゼントするように「命令」し、大人たちの笑いを誘ったという。

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童童が一番好きなのはテレビを見ることで、特に韓国の恋愛ドラマがお気に入り。両親は商売が忙しくて相手をしてくれないため、ドラマのヒロインのセリフや仕草を覚えて遊んでいた。

ある日幼稚園で、童童が「この字はどうやって書くの？」「この字は合ってる？」などと先生にひっきりなしに質問。始めは気にしていなかった先生も、質問される言葉が「愛情」に関係あるものばかりなので、様子がおかしいと感じ、手元をそっと覗くと、ナントそこにはさっき教えたばかりの文字や、記号、マークで埋め尽くされたラブレターが。

内容は「いつまでも大事にして、かわいがってネ」とかわいらしい表現だけでなく、「私のためにたくさんお金を使って」といまどきの子供らしい現実的な部分、さらには「将来はBMWをプレゼントすること」と過激な命令も。

先生が、どうしてラブレターを書いたの？と尋ねると、「これはテレビを見て覚えたの。男の子は女の子に尽くさなきゃダメよ！」と答え、その後も覚えたセリフを仕草を交えて披露し、笑いを誘ったという。

こうした現象についてある心理学者は「このぐらいの年齢ではまだ友達や恋人などの区別がはっきりつかないので、こうした恋愛ドラマはあまり見せないほうが良い」と苦言を呈している。（翻訳・編集/HA）