Record China 2017年4月17日(月) 12時10分
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16日、中国四川省成都市で公園に設置してある無料のトイレットペーパーやハンドソープの持ち去りが問題視されている。写真は北京・天壇公園に設置された顔認証トイレットペーパー供給機。
2017年4月16日、澎湃新聞によると、中国四川省成都市で公園に設置してある無料のトイレットペーパーやハンドソープの持ち去りが問題視されている。
同市では今月、5月1日までに全ての観光スポットにトイレットペーパーとハンドソープを設置することを目標に掲げる「トイレ革命」がスタートした。しかし、市内にある人民公園の関係者は「8日までに128の個室すべてにトイレットペーパーを設置し無料提供を始めたが、最初に調達した1500個は1週間でなくなった。予想を超えるスピード」とコメント。利用者によるトイレットペーパーの無駄遣いや持ち去りが深刻な状況で、南門付近のトイレ(個室数30)で行われた実験では1時間半で全部なくなったという。
この公園でトイレ掃除を担当している女性作業員は「ポケットの中にトイレットペーパーを押し込んでいる人を見かけたら声を掛けるようにしているが、相手からは『関係ないでしょう?』とにらまれる」と明かす。さらにハンドソープが容器ごと持ち去られたり、資源として売るために設備の一部を盗むといった行為があったことも確認されており、関係者は「利用者による損壊行為が続けば現状回復のためにかかる費用は年10万元(約160万円)を超えるだろう」と指摘。数カ月の間に改善が見られなければトイレットペーパーの設置場所を各個室からトイレ入り口に移動させ、それでもマナー違反がなくならない場合は北京の天壇公園にならって「顔認証トイレットペーパー供給機」を設置したいとの考えを示した。(翻訳・編集/野谷)
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