2008年4月8日、8日付鉅享網によると、中国銀行業の監督機関、中国銀行業監督管理委員会（CBRC、銀監会）はこのほど、QDII（適格国内機関投資家）制度による米株式市場への投資を認めると発表した。これまでに認可された海外の投資先では香港、英国、シンガポール、日本に次いで5番目となる。

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銀監会によると、銀監会の劉明康主席はこのほど、米証券取引委員会（SEC）のクリストファー・コックス委員長とQDII制度による米株式市場への投資に関する調印を行った。

QDIIとは、中国政府が一部の国内優良金融機関に対して、海外株式市場への投資を認めている制度のこと。一般の投資家はQDIIに認定された金融機関が発売する金融商品を通じて、海外市場に投資することができる。QDIIは06年に始まり、07年末現在では16の金融機関が認定されており、発売している金融商品は262種類。販売総額は人民元での販売が414億元、米ドルが12億米ドルとなる。（翻訳・編集/KS）