2008年4月10日、北京市旅游局、公安局、衛生局などが共同で、「奥運人家（五輪の家）」の募集を開始すると発表した。海外からの五輪観戦客に、一般家庭でホームステイを楽しんでもらおうという試み。募集戸数は北京市内の約1000戸。1泊50ドル〜80ドル（約5100円〜約8100円）で家庭的なサービスを提供する。中国新聞ネットが伝えた。

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北京市旅游局の熊玉梅（シオン・ユーメイ）副局長によると、「五輪の家」に選ばれるには多くの項目にわたる厳しい条件をクリアする必要がある。独立した部屋が提供できること、家族に1人は英語でコミュニケーションがとれること、清潔な浴室やトイレ、シーツやカバーは毎日取り替えることなど、生活習慣の違う海外観光客が快適に過ごせるよう細く定められている。

「五輪の家」に選ばれた家庭は、国際的なマナー、衛生観念、安全知識などの研修を受けた後、「我が家流」のおもてなしで海外観光客に本場の中国を満喫してもらうという。（翻訳・編集/NN）