スラム街でマフィア撲滅の一助に!ブラジル警察が中国製ドローンを導入―中国メディア

人民網日本語版    2017年5月3日(水) 20時10分

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ブラジルのサンパウロは先ごろ、警察の緊急対応能力強化を図るため、中国ブランド「大華」のハイエンドドローン、車載・モバイル型の監視・防犯システムを導入することを正式に発表した。

ブラジルのサンパウロは先ごろ、警察の緊急対応能力強化を図るため、中国ブランド「大華」のハイエンドドローン、車載・モバイル型の監視・防犯システムを導入することを正式に発表した。中国製ハイエンドドローンがブラジルの行政当局に導入されたのはこれが初で、中国製ドローンの中南米進出における重要な一歩となった。中国新聞網が伝えた。

大疆創新科技などのブランドはすでにブラジル民間ドローン市場に進出し、消費者の認知も得ているが、ブラジル軍・警察当局は専門クラスのドローン市場で主に欧米ブランドを選択している。しかし大華を中心とする中国製ハイエンドドローンがブラジルで知られるようになり、現地政府は中国ブランドの調達を開始した。

サンパウロのジョアン・ドーリア市長は先ほど行われた式典で「危険な状況が多発する住民密集エリアでドローンを使うことで、警察の緊急対応能力を効果的に高めることができる。われわれは中国製品・技術の導入により公共管理の効率を高め、デジタル化都市を建設することに自信を深めている」と話した。

大華ブラジル法人の呉英傑(ウー・インジエ)総経理は、「ブラジルは治安状況が複雑で、スラム街ではマフィアと麻薬組織が横行しており、警察による介入が困難だ。しかし当社のドローンは400メートル離れた場所から犯罪者の顔を特定することができる。これは警察側が犯罪者の情報を把握する大きな一助になる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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