中国を世界の大国にのし上げた、五つの大きな要素―米メディア

Record China    2018年5月21日(月) 23時20分

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19日、米華字メディア多維新聞は、中国が世界を代表する大国になった五つの原動力を挙げて解説する米メディアの報道を伝えた。天安門広場

2018年5月19日、米華字メディア多維新聞は、中国が世界を代表する大国になった五つの原動力を挙げて解説する米メディアの報道を伝えた。

記事は、米誌ナショナル・インタレストの17日付報道を引用。「中国を世界の大国にした五つの要素は、国の規模、民族構成、国民の価値観、人材資源、国の戦略計画である。一つ一つは決して中国だけが持つものではないが、中国が独特なのは、これらの要素を同時に有しているうえ、いずれも文化的な伝統や歴史遺産に基づいていることだ。遺産が持つ重厚な力が、中国の競争力の高さを決定づけているのだ」とした。

そして「中国の人口、市場規模の膨大さが製造業を拡張させた。無類の生産効率の高さ、規模の大きさ、コストパフォーマンスにより、世界的な競争力を持つ企業を数多く生んだ。また、多くの途上国や先進国が宗教的文化的な対立によって社会情勢が不安定になる中、中国の経済成長著しい地域ではこういった問題がほとんど存在しない点も大きい」と説明している。

さらに「中国は高度に世俗化された社会。無神論者が多く、物質的な利益、個人の名誉、事業の成功に興味を持つ一方で、超自然的な物や理念には興味を持たない。この物質主義、実用主義的態度が、中国の改革開放が成功したことの大きな理由になっている」とした。

記事はまた「中国人は人材資源の強みもある。世界最多のエンジニアを持ち、その勤勉さと能力によりレベルの高い労働力になっている。そして、中国政府が積極的に長期的な発展戦略を出し、実施を徹底するという素晴らしい能力も発展に寄与しているのだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻

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