The World Video 2017年5月17日(水) 20時10分
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中国福建省福州市の動物園で14日、観客の前で猛獣が演技をする「猛獣パフォーマンス」で演技に失敗したツキノワグマが調教師に蹴られるという場面があった。
中国福建省福州市の福州動物園で14日、観客の前で猛獣が演技をする「猛獣パフォーマンス」で障害物またぎに失敗したツキノワグマが調教師に蹴られるという場面があった。この光景を見た観客からは「やめて!」という声が上がったという。16日付で台海網が伝えた。
この動画を撮影したのは子ども二人と一緒に動物園を訪れた男性。男性は「子どもたちに動物愛護とは何かを教えたかったのに人間がいかに動物を虐待しているかを見せる羽目になった」とコメントし、「全ての演技が終わる前に現場を立ち去った。パフォーマンスをやめるよう動物園に求めたい」などと話している。
記事によると、調教師は当時、観客の非難に耳を貸さなかったが、その後、クマの演技がうまくいかなかったことで心に焦りがあったことを説明。動物園の責任者は「2008年に始まったこのパフォーマンスは正規のサーカス団に任せている」「われわれは動物に対する体罰を認めてはいない」と話し、問題発覚後にパフォーマンスを取り止めたことや当事者である調教師が停職処分になったことを明らかにした。(翻訳・編集/野谷)
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