Record China 2017年5月25日(木) 14時10分
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24日、中国中央テレビが、中国全土にすでに1000万台以上のシェア自転車が導入されていると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は北京市のシェア自転車。
2017年5月24日、中国中央テレビが、中国全土にすでに1000万台以上のシェア自転車が導入されていると伝えた。
シェア自転車サービスが始まって1年が経過するが、交通運輸部運輸サービスの蔡団結(ツァイ・トワンジエ)副司長が23日に会見を行い、不完全な統計ではあるものの、シェア自転車は全国に1000万台を超えており、登録ユーザーは1億人以上、累計使用者数は10億人を超えているとみられると発表した。
蔡副司長は、一部の都市や地域ではシェア自転車の過剰という現象が見られると指摘。その原因について、サービス提供企業による管理の不徹底や、意図的に過剰投入していることにあると分析した。
しかし、地域によって状況が異なるため、個別に対応していく必要があるという。このため交通運輸部としては、総量制限を要求することはせず、各都市が状況に応じてそれぞれ管理方法を定めるようにすべきとの見方を示した。
これに対し、中国のネットユーザーから「たったの1000万台なのか?14億台くらいありそうな気がする」というコメントが寄せられ、場所によってはすでに飽和状態になっているようである。
また、「1000万台投入しても、壊される自転車が多いから、まともに使えるのは500万台にも満たない」というコメントもあり、ユーザーのモラルが問われているようだ。
他にも「毎日道路を占拠し、歩道を走り、しかもベルを鳴らして歩行者に道を譲らせる。いつになったらシェア自転車がなくなるのだろう」とマナーを問題視する意見や、「シェア自転車が出る前は、中国人がこんなにも自転車好きだとは思いもしなかった」というユーザーもいて、いずれにしてもシェア自転車サービスの人気は高そうだ。(翻訳・編集/山中)
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