Record China 2017年5月19日(金) 20時30分
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19日、韓国メディアによると、文在寅韓国大統領の特使として訪米したホン・ソクヒョン前中央日報会長とトランプ米大統領の会談は“破格”の連続だった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は米ホワイトハウス。
2017年5月19日、韓国・聯合ニュースTVによると、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の特使として訪米したホン・ソクヒョン前中央日報会長とトランプ米大統領の会談は“破格”の連続だった。
17日(米国時間)に行われた海洋警備士官学校の卒業式に出席した後、ホワイトハウスに戻ったトランプ大統領は真っ先にホン特使と会談した。過去に米大統領と直接会談した特使は2008年1月の李明博(イ・ミョンバク)大統領時代のチョン・モンジュン特使のみ。当時の会談はブッシュ大統領が国家安保補佐官の事務所を訪問する形で行われた。しかし、文大統領が派遣したホン特使との会談はトランプ大統領の執務室であるホワイトハウスのオーバルオフィスで行われた。さらに、米国側は会談にマイク・ペンス副大統領、ハーバート・マクマスター国家安保補佐官、トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー上級顧問らホワイトハウスの重要人物を出席させるなど、前例のない礼遇ぶりを見せたという。
予定より15分延長された会談の後、トランプ大統領は「文大統領にとても良い印象を抱いた」と述べた。また、会談ではトランプ大統領に文大統領の直筆の署名が入った親書が手渡されたが、ハングル版と英語版の親書を受け取ったトランプ大統領の最初の反応は「美しい」との言葉だったという。親書には強固な米韓同盟の意志、北朝鮮の核問題解決に向けた米韓間の協力、首脳会談への期待などの内容が含まれた。また、ホン特使は「韓国の安保に対する継続的な支援に感謝する」という文大統領のメッセージを伝えたという。
この報道に、韓国のネットユーザーはうれしそうな反応を示しており、「大統領が1人変わっただけなのに…。投票のパワーがここまで強いとは思わなかった」「国の格が上がったよう」「トランプ大統領も恐れる韓国の大統領!」「米国に好かれ、礼遇されるのは気分がいい」「トランプ大統領ほど素直な人はいない(笑)。とにかく、韓国が良い方向に向かいますように」などのコメントが寄せられている。
一方で「トランプが手厚くもてなす時は注意するべき。何か取引をしようという合図だから」「トランプ大統領の言葉を鵜呑みにしてはいけない。その時の気分によって発言を変える人だ」と冷静な見方を示すコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本)
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