＜中華経済＞上海VWが南京フィアットの生産施設を買収か―中国

2008年4月17日、中国自動車メーカー大手、上海汽車の陳虹総裁はこのほど、独フォルクスワーゲンとの合弁会社、上海フォルクスワーゲンが、南京フィアットが保有する生産施設を買収することで合意したと述べた。17日付香港・経済通が外電を引用して伝えた。

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陳総裁によると、計画では買収後、08年の自動車生産能力を年間5万−6万台に、数年後には15万台に引き上げる。上海フォルクスワーゲンの現時点での生産能力は50万台で、買収によって生産台数がさらに引き上がることになる。

07年12月、外資大手メーカーへの対抗を理由に、上海汽車と南京汽車は両社の合併を発表。これを受けて、南京フィアットの大株主だった伊フィアットと東南汽車は南京フィアットから資本を撤退、同時に南京フィアットの生産設備も操業を停止していた。（翻訳・編集/KS）