Record China 2008年4月18日(金) 19時42分
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17日、北京市交通委員会はオリンピック会期中、市の1日あたりの旅客運輸量を約2000万人と想定。今後も開幕まで地下鉄や公共バスの整備を優先的に進めていく。写真は北京の地下鉄。
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2008年4月17日、北京市交通委員会は、オリンピック会期中の北京市における旅客運輸量について、1日あたり約2000万人を見込んでいると発表した。中国新聞社が伝えた。
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発表は、北京市第13期人民代表大会常任委員会第3回会議で、劉小明(リウ・シャオミン)同委主任が交通整備の優先推進状況について報告した時のもの。劉主任によると、今後、オリンピック開幕までにオリンピック支線を含む地下鉄10号線1期工程、空港線を開通させるなど交通整備を推進していくという。
軌道交通ではこのほか、地下鉄の列車編成、運行間隔の短縮、運輸能力の向上など運行システムをさらに整えていく。劉主任は「こうした措置の実施後、軌道交通の旅客運輸量は1日平均450万人に達すると予測される」と述べた。
他方、路上交通では、オリンピック競技場と新設道路に34本のオリンピック専用路線を設け1500車両を配備し、同時に既存路線にも新期購入した公共バス1000台を投入し一般車両の総量削減を図る。こうしてバス運行の効率を約1割向上させ、1日あたりの旅客運送量を1500万人以上に増やすという。
なお、低運賃政策は今後も継続するという。路面交通でICカードを利用した運賃支払いなら成人は6割引、学生は8割引とし、軌道交通は全路線で単一チケット制を実施し1人1回の乗車を一律2元とする。(翻訳・編集/汪葉月)
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