ファン・ビンビンは今回のカンヌ国際映画祭で、グランプリを争うコンペティション部門の審査員を務めている。24日、そのファン・ビンビンの特別展が行われ、公開が待たれるシャルル・ド・モー監督の中仏合作映画「Woman in Picture Frames」が初上映された。
同じ24日、コンペティション部門の出品作でソフィア・コッポラ監督の米映画「The Beguiled」の公式上映が行われたが、この作品のレッドカーペットにはファン・ビンビンと、彼女をエスコートして仏俳優メルヴィル・プポーが出席した。2人は「Woman in Picture Frames」の主演コンビで、作品を華やかにPRしている。
「Woman in Picture Frames」は18世紀の清朝の宮廷を舞台に、乾隆帝の皇后ウラナラ氏をファン・ビンビンが、彼女の肖像画を描くフランス人宣教師ジャン=ドニ・アティレをメルヴィル・プポーが演じており、この2人はいずれも実在の人物だ。意欲的に海外進出を図るファン・ビンビンの代表作の一つとして注目されているが、13年にクランクインし、15年の完成後はずっと公開時期が未定となっていた。(翻訳・編集/Mathilda)
この記事のコメントを見る