BIGBANGのT.O.Pが「意識不明で集中治療室行き」は誤報、現場関係者が証言=韓国ネットでは事務所やメディアへの疑いが拡大

Record China    2017年6月7日(水) 13時20分

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7日、韓国の人気アイドルグループBIGBANGのT.O.P(29)が意識不明で救急搬送された報道を受け、現場にいた警察関係者がこの事実を否定した。写真はT.O.P。

2017年6月7日、韓国の人気アイドルグループBIGBANGのT.O.P(29)が意識不明で救急搬送された報道を受け、現場にいた警察関係者がこの事実を否定した。韓国・クキニュースが伝えた。

T.O.Pが意識不明とのニュースが流れたのは6日午後のこと。ある韓国メディアはT.O.Pの知人の言葉を引用して「意識不明の状態で病院に搬送、集中治療室(ICU)に入院した」と報じ、緊迫した状況は日本など海外でも報じられた。

T.O.Pをめぐっては今月1日、大麻を吸引した疑いで警察の取り調べを受けていたことが発覚し、5日にはソウル中央地検が麻薬管理法違反の罪で在宅起訴したと発表したばかり。そのため「意識不明で倒れていた」との報道に、ネット上などでは自殺を図ったのではないかとの憶測も飛び交っていた。

しかし警察関係者によると、「意識不明という報道は事実ではない」という。後に明らかになった病院搬送の経緯はこうだ。T.O.Pは本部小隊に待機していた前日午後10時ごろ、普段から服用していた精神安定剤系の処方薬を服用して就寝。翌6日午前7時30分ごろに関係者に一度は起こされたが、再び眠ってしまう。結局正午近くまで目を覚ますことができず病院の救急室に運ばれたというが、病院に向かう際も、担架などで運ばれたのではなく支えてもらいながら自分の足で歩いていったとのこと。

つまりT.O.Pは意識不明ではなく、精神安定剤の影響で「深い眠りに落ちていた」だけだった。病院では尿や血液、CTなどの検査を受けたが結果はすべて正常、医師の所見では、1〜2日後に薬の成分が抜けていけば日常生活に支障を来すことはないとみられるという。

大麻吸引事件が明るみに出て以降、韓国ではT.O.Pへの批判が強まっていたが、今回の「意識不明騒動」に、ネットユーザーからは「寝坊しても起こさない警察。これで非難の矢は警察に向くことだろう」「T.O.Pは罪も犯してるのに、どうして特別扱いなの?」と警察に批判の矛先を向けたコメントが多数寄せられている。

また一方で、メディアや所属事務所に対し「薬に依存してる子を、自殺を図ったことにして同情してもらいたかったのかな?メディアは所属事務所から命令されたの?」「意識不明だと脳の損傷が心配と知人が語っているなんて記事があったけど、あれは何?」など疑いを向けるコメントも相次いでいる。(翻訳・編集/松村)

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