<パンダ>世界最大の繁殖基地、年内に完成へ―四川省成都市

Record China    2008年4月21日(月) 20時22分

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19日、年内にも世界最大のパンダ繁殖基地・臥龍自然保護区が建設される。四川省の臥龍自然保護区管理局が発表した。新基地では200頭のパンダを収容することが可能になるという。写真は成都市のパンダ繁育基地。

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2008年4月19日、新華網によれば、年内にも世界最大のパンダ繁殖基地・臥龍自然保護区が建設されると、四川省の臥龍自然保護区管理局が発表した。

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臥龍自然保護区管理局の張和民(ジャン・ホーミン)局長によれば、国の後押しで新たに建設されるパンダ繁殖基地の面積は約100万平方メートル。施設には室内飼育区、繁殖養育区などのほか、1万9400平方メートルの屋外運動場も設けられ、200頭前後のパンダを収容することができる、まさに“世界最大”のパンダ繁殖基地となる。新繁殖基地は標高1800mの位置に設けられ、パンダが生息する自然環境が守られるという。

臥龍自然保護区は四川省のウェン川県西南部、成都からは130km離れたところに位置し、1963年の保護区設置以来、“パンダの里”、“野生動植物の楽園”として世界に名を馳せている。保護区内には野生パンダが150頭以上おり、パンダ130頭が飼育されている。

現在、全世界で野生のパンダは1590頭前後で、その多くが四川省周辺の山間部に生息しており、07年までに、中国で飼育されているパンダの数は239頭にも達しているという。(翻訳・編集/岡田)

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