Record China 2017年6月19日(月) 5時40分
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16日、中国メディアの環球網が、中国が日本の3倍以上の資金を投入して5Gネットワークを建設すると伝えた。資料写真。
2017年6月16日、中国メディアの環球網が、中国が日本の3倍以上の資金を投入して5G(第5世代移動通信システム)ネットワークを建設すると伝えた。
記事は、4G(第4世代移動通信システム)が普及してまだそれほど経っていないものの、すでに5Gの普及に向けた動きが始まっていると紹介。5Gはモノのインターネットやクラウドコンピューティング、人工知能などの分野で重要な役割を担うもので、中国では3大キャリアが5Gネットワーク建設に向けて大規模な準備を行っているという。
2017年IMT-2020サミットで、中国聯通(チャイナ・ユニコム)は、2020年までに5Gネットワークを構築する計画であると発表。中国電信(チャイナ・テレコム)も、2019年に5Gの商用運用を始め、2020年にはサービス開始する予定だ。中国移動(チャイナ・モバイル)は、中国でも最も早く5G計画を発表しており、2020年には5Gの全面的な運用を始められるという。
資料によれば、中国3大キャリアの5Gネットワーク建設への投資額は、合わせて1800億ドル(約20兆円)となる見込みだ。これは、日本がこの先7年間で5Gネットワーク建設に投資する約480億ドル(約5兆3370億円)の約4倍にあたる。日本の3大キャリアであるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、2020年に一部地域でのサービス開始を予定しており、ドコモは3年前後で日本全国へサービスを拡大する見込みだという。(翻訳・編集/山中)
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