子供の病気・手足口病が大流行、幼稚園も休園に―シンガポール

Record China    2008年4月23日(水) 20時41分

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23日の報道によると、シンガポールで幼児を中心に流行する急性ウイルス性感染症・手足口病が猛威を振るい、休園に追い込まれた幼稚園もあるという。写真はシンガポール。

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2008年4月23日、「新華網」によると、シンガポールで幼児を中心に流行する急性ウイルス性感染症・手足口病(てあしくちびょう)が猛威を振るい、休園に追い込まれた幼稚園もあるという。

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手足口病は、その名が示すとおり手のひら、足のうら、口の中などに小さな水ぶくれや発疹などができるウイルス性の感染症で、発熱が見られる場合もある。10歳以下の子供がよく感染するが、成人が感染することもあり、またまれに髄膜炎や脳炎などを併発し、死に至ることもある。

シンガポールにおける手足口病の先週の新規発病例は1245例で、先々週より25%も急増。そのうち16人の子供は食事が困難な状態で、入院して治療が必要だという。これを受けてシンガポール衛生省は2か所の幼稚園と5か所の託児所に10日間の休園を命じた。

また同省では手足口病の感染拡大を防止するため、各家庭に対し食事の前、トイレの後の石鹸による手洗いの励行や他人と食器を共用しないことなどを呼びかけている。(翻訳・編集/HA)

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