密輸犯を狙った犯罪まで発生、なぜ日本で黄金密輸が横行しているのか―中国メディア

Record China    2017年6月21日(水) 20時50分

拡大

海外から日本に黄金を持ち込む密輸が横行している。背景にあるのは消費税だ。密輸入して日本の貴金属店に売却すれば労せずして8%の利益が手に入る。資料写真。

2017年6月20日、参考消息網は日本向けの黄金密輸が横行していると伝えた。背景にあるのは消費税だ。黄金価格は世界共通だが、日本の貴金属店が黄金を買い取る場合、8%の消費税分を上乗せして支払う。すなわち海外から日本に黄金を持ち込めば、それだけで8%の利益が乗る寸法だ。

日本税関も警戒を強化しているが、密輸犯側もあの手この手の策を練っている。先日は一般の主婦を雇い、衣服の下のポケットを縫い付けて黄金を持ち込もうとしたグループが摘発された。2016年には密輸犯が黄金を売りさばこうとしたところ、警官を装った男たちに持ち込んだ金塊を奪われるという事件まで起きた。密輸犯を食い物にする詐欺犯というわけだ。

日本に黄金を持ち込むだけで8%の利益が保障されている商売。まさに濡れ手の粟のビジネスだけに、今大量の黄金が日本に向かって流れ込もうとしている。(翻訳・編集/増田聡太郎

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携