Record China 2017年6月21日(水) 19時20分
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3年後に世界トップの映画市場になるとみられる中国。それだけにハリウッドは中国に「頭を下げるしかない」状況となっている。写真は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」ワールドプレミアのジョニー・デップ。
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2017年6月20日、聯合報によると、3年後に世界トップの映画市場になるとみられる中国。それだけにハリウッドは中国に「頭を下げるしかない」状況となっている。
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英会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(Ernst&Young)がこのほど発表したデータによると、中国映画市場における観客動員数は3年後の2020年に米国を抜き去り世界トップに立つという。驚くべきスピードで発展を続ける中国に対し、ハリウッドの映画会社は「頭を下げるしかない」状況となっている。
その様子は、今年の映画界の動きを見ても手に取るように分かる。パラマウント映画「トランスフォーマー/最後の騎士王」は今月13日、広東省広州市を選んでワールドプレミアを開催。ディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」も同じく、今年5月に上海ディズニーランドでワールドプレミアを開催。主演のジョニー・デップはじめ、メーンキャストがずらりと現地に登場した。
映画会社やハリウッドスターが次々と中国へ食指を動かす中、時代の波に乗れず、最も悲惨な目に遭っているとされるのが俳優リチャード・ギアだ。リチャード・ギアは早くから中国のチベット抑圧を批判し、さらに北京五輪のボイコットを呼び掛けた過去もある。
これにより長年にわたって、中国から封殺対象にされているというリチャード・ギアだが、本人もこれを認める発言を行っている。過去に中国から出演オファーが舞い込んだのだが、クランクイン寸前になって中国人監督から断りの連絡があったという。ある方面からの恐喝の電話があったことを明らかにしている。(翻訳・編集/Mathilda)
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