Record China 2008年4月29日(火) 12時4分
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25日、現在、中国東方航空(MU)のパイロット78人が辞職願を提出していることが明らかになった。写真は旅客機引き返し事件の影響で昆明空港で待つ乗客ら。
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2008年4月25日付「人民網」によると、現在、中国東方航空(MU)のパイロット78人が辞職願を提出、ストライキを決行しているという。3月31日から4月1日の間には同航空雲南支社の航空便が目的地を前に出発空港に引き返すという「Uターンスト事件」が起きたばかり。東方航空パイロットの辞職問題に中国市民の注目が集まっている。
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パイロットの辞職をめぐる騒動は突然起きたわけではない。04年初めから辞職希望者希が増え始め、民間航空会社の誕生とともに05年にはその流れはさらに加速した。今回の騒動を「今までで一番ひどい騒ぎだ」と語る同航空上海支店の古参パイロットによれば、ハンストや座り込み、頭を丸坊主にするといった行動が展開されているという。
しかし、彼らが辞職を望む理由は、単に賃金だけではない。明るい将来を求めても、東方航空のパイロット2500人の中で昇進できるのはごくわずかだからだ。そんな中、民間の航空会社が誕生したことで管理職に進める機会が拡大した。
05年5月、民用航空総局など5部門・委員会は、パイロットの移籍を制限する規定を発表。この規定は、「在籍する航空会社の同意がなければ、パイロットの移籍は認めない」としており、中途退社は70万元(約980万円)から210万元(約2940万円)の賠償金を支払うものと定めている。(翻訳・編集/下妻)
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