フライメディア 2017年7月10日(月) 22時50分
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例年よりやや早く、5日に梅雨明けしたばかりの上海は、連日30度近い高温が続いているが、涼しさをもとめて自然と市民が集うのが「公園」だ。上海にも有名な公園はたくさんあるが、今回紹介するのは、「桂林公園」。
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桂林公園は、もともと私邸としてつくられた庭園を様々な歴史を経て1957年に公園として復元した場所だ。敷地は約35000平方メートルで、園内には、亭(あずまや)、楼閣、太湖石などが多く設置され、上海市民には古典庭園としても親しまれている。
また、茶館やレストランもあり、1日居ても楽しめるスポットで、地方からの観光客も少なく、平日はほぼ周辺に住むお年寄りの憩いの場所となっている。いつ訪れても、四季折々の風景が楽しめ、まったりとできる公園の一つだ。
一歩園内に入ると、暑い日射しも遮る緑いっぱいに囲まれた景色が目の前に広がり、樹木でできた日陰の中を歩くと、しぜんと気温も下がるような心地よさがある。水を巧みに取り入れた池も多く、視覚でも涼しさを感じることができる。
そして何と言っても名前の由来でもあるキンモクセイ(中国語:桂花)が20種以上、約1000株植えられており、シーズンにはゆかしい香を漂わせ、来園者を楽しませる。キンモクセイの見頃は10月初旬〜中旬で、この時期は訪れる市民も多くなるという。
上海周辺には世界遺産に登録されて有名な蘇州の園林庭園もあるが、時間的に蘇州まで行けない観光客には、江南古典の伝統的な造りの桂林公園で、お茶を飲みながらゆったりとくつろぐのも旅の一興になるかもしれない。(提供/フライメディア)
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