ジンバブエ向け武器輸送の中国船「安岳江」、ルアンダ港に寄港―アンゴラ

Record China    2008年4月29日(火) 11時46分

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27日、中国への帰還も検討されていた中国船籍の貨物船「安岳江」号が、アンゴラ・ルアンダ港への寄港に成功した。だが、ジンバブエ向け武器の荷揚げは許可されなかった。写真は中国人民革命軍事博物館。

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2008年4月27日、国営新華社通信によると、中国への引き戻しも検討されていた中国船籍の貨物船「安岳江」号が、アンゴラ・ルアンダ港への寄港に成功した。アンゴラ政府は「船にはアンゴラ向けの貨物もあり、寄港は当然」としている。だが、問題とされるジンバブエ向け武器の荷揚げは許可されなかった。

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記事によると、アフリカ内陸部ジンバブエ向けの武器を搭載した貨物船「安岳江」号は、米国がアフリカ関係各国に働きかけた影響で、南アフリカでの荷揚げを拒否されていた。中国政府は一時、本国への引き戻しも検討していたが、アンゴラ政府が「米国の警告を無視して」ルアンダ港への寄港を許可。だが、「米国の面子を考えた」とされる同政府は、ジンバブエ向け武器の荷揚げは許可せず、自国向け貨物の荷揚げのみを許可した。

また、「正常な軍事用品の貿易取引」として、米国や西洋諸国から阻止されたとするジンバブエが25日、アンゴラ政府に特使を送ったとも伝えられている。記事では、今回のルアンダ寄港は「計画通りの経路」とし、「安岳江」号は今後も計画通り航行を続けると結んでいる。(翻訳・編集/NN)

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