香港の日本総領事館前に慰安婦像2体置かれる―中国紙

Record China    2017年7月8日(土) 9時50分

拡大

7日、香港の民間団体で尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張する「保釣(釣魚島防衛)行動委員会」が、香港の日本総領事館が入るビル近くに「慰安婦像」2体を設置した。写真はソウルの日本大使館前の慰安婦像。

2017年7月7日、環球時報(電子版)によると、日中戦争の発端となった「盧溝橋事件」から同日で80年となり、香港の民間団体で尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張する「保釣(釣魚島防衛)行動委員会」が、香港の日本総領事館が入るビル近くに「慰安婦像」2体を設置した。

日本メディアによると、像は日本総領事館近くの陸橋の上に置かれた。保釣行動委員会はこの日、領事館が入るビルの前に10数人のメンバーらを派遣し、抗議活動を行った。同領事館は同日、外国公館前での侮辱行為を禁じるウィーン条約に違反しているとして、香港政府に像の早期撤去を申し入れた。

一方、韓国・聯合ニュースによると、韓国ソウル市役所とソウル大学人権センターは5日、第二次世界大戦中、中国雲南省松山地区で撮影されたとみられる旧日本軍の従軍慰安婦7人の映像を公開した。映像は18秒で、韓国人慰安婦も含まれる。韓国人慰安婦の映像が確認されたのは初めて。慰安婦たちは米軍などによるインタビューを受けている。松山地区は1944年9月8日、日本の敗戦で米国と中国が接収。旧日本軍に同行していた慰安婦10人も捕虜として保護されたという。(翻訳・編集/大宮)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携