Record China 2017年7月9日(日) 13時40分
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8日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第41回世界遺産委員会で、租界時代の建築群が残る福建省の鼓浪嶼(コロンス島)が文化遺産に登録された。中国の世界遺産は計52件に達し、世界遺産の国別登録数でトップとなった。写真はコロンス島。
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2017年7月8日、中国メディアの澎湃新聞によると、ポーランドのクラクフで行われている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第41回世界遺産委員会で、アモイ・デコ様式(Amoy Deco Style)と呼ばれる租界時代の建築群が残る福建省の鼓浪嶼(コロンス島)が文化遺産に登録された。中国の世界遺産は計52件に達し、世界遺産の国別登録数でトップとなった。
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今回の世界遺産委員会では、中国から青海省の無人地帯で原始的な自然状態がほぼ完璧に維持されている可可西里(フフシル、ココシリとも)と鼓浪嶼が審査され、可可西里は7日(現地時間)に自然遺産に登録された。
鼓浪嶼を訪れる観光客数は09年の575万人から14年には1246万人へと急増している。観光客数の増加による歴史的建築物への影響はまだ現れていないが、環境汚染への影響が懸念されている。ユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)は、同島が受け入れることができる適切な人数は観光客と通勤者を合わせて1日2万5000人であるとして、地元政府や関係当局に対し、観光客数を制限するための対策を講じるよう求めている。(翻訳・編集/柳川)
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