北京市の所有者、3割が市外―08年中国不動産白書

Record China    2008年4月30日(水) 10時3分

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28日、中国社会科学院都市発展・環境研究センターが北京市内の不動産物件を調査したところ、所有者の約3割が北京市以外の戸籍であることが明らかとなった。写真は不動産展示会。

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2008年4月28日、中国社会科学院都市発展・環境研究センターが北京市内の不動産物件を調査したところ、所有者の約3割が北京市以外の戸籍であることが明らかとなった。同日付で「新京報」が伝えた。

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27日、同センターが編さんした08年不動産白書「中国房地産(不動産)発展報告」が発表された。調査は北京市内36の重点区域にある不動産物件を対象に実施。その結果、平均69.6%が北京市の戸籍、平均30.4%が北京市以外の戸籍であることが判明した。

なお、北京市以外の戸籍者(30.4%)のうち、市内常住が26.8%、市内非常住が1.6%、「境外(中国本土以外)」常住が1.6%、「境外」非常住が0.5%を占めた。

エリア別にみると、北京市戸籍の割合が最も高いのは豊台区(88.3%)で、最も低いのは三元橋一帯(42.7%)だった。

また報告は、08年の北京市不動産市場について、価格上昇率は前年より大幅に減速するとの見方を示した。(翻訳・編集/下妻)

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