Record China 2017年7月14日(金) 0時20分
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南シナ海での中国の主権主張を退けたオランダ・ハーグの仲裁裁判所の裁定から1年を迎え、フィリピンの退役軍人のビクター・コーパス氏は、フィリピンが仲裁裁定について再び持ち出せば、中国は戦争を行う準備ができていると警告した。資料写真。
2017年7月13日、米華字メディアの多維新聞によると、南シナ海での中国の主権主張を退けたオランダ・ハーグの仲裁裁判所の裁定から1年を迎え、フィリピンの退役軍人のビクター・コーパス氏は、フィリピンが仲裁裁定について再び持ち出せば、中国は戦争を行う準備ができていると警告した。
コーパス氏は、ケソンで行われたフォーラムで「フィリピンがハーグの決定を追求すれば、中国は、領土の完全性と主権として認識しているものを守るために、戦争に向かう準備ができている」と語った。
仲裁裁定から1年を迎えたが、フィリピン政府はドゥテルテ大統領の下でまだ判決の実施を強要しておらず、投資や財政支援と引き換えにそれを「棚上げ」している。
中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は12日の記者会見で、仲裁裁定から1年を迎えたことについて「中国は南シナ海の領土主権と海洋権益を断固守ると同時に、当事国との直接協議を通じて紛争の平和的解決に終始尽くしている」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
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