「慰安婦問題は日本の責任」訴えた日本の政治家が相次いで死去=韓国ネット「日本には珍しい良心ある政治家だった」「日韓関係の改善が難しくなる?」

Record China    2017年7月14日(金) 12時10分

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14日、韓国メディアによると、旧日本軍による慰安婦の強制連行の事実を積極的に広めてきた日本の政治家らが死去していたことが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は水曜集会。

2017年7月14日、韓国・SBSによると、旧日本軍による慰安婦の強制連行の事実を積極的に広めてきた日本の政治家らが死去していたことが分かった。

「慰安婦問題の立法解決を求める会」は14日、知韓派として知られた政治家の本岡昭次元議員が4月16日に持病のため、岡崎トミ子元議員が3月19日に肝機能障害のため死去したと明らかにした。

本岡氏は社会党に所属していた1991年、参議院の予算委員会で「政府が関与し、軍が関連して女子挺身隊という名前で朝鮮の女性を従軍慰安婦として強制連行したことは間違いなく事実であると考えている」と発言し、当時は注目されていなかった慰安婦問題を明るみに出した人物。一方、岡崎氏は「水曜集会(ソウルの日本大使館前で慰安婦問題に関する日本政府からの謝罪などを求め毎週水曜に行われているデモ)」に参加し、元慰安婦らに謝罪した日本の政治家として注目を集めた人物である。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「正しい行動をしてくれてありがとう」「誤った歴史を認めて謝罪する心が真の美しさだ」「日本には珍しい、良心のある政治家だった」など2人への感謝を示す声が寄せられている。

そのほか「残念だ。こういう人たちがいなくなったら日韓関係は改善しない。日韓間の問題を良心的な考えで明るい未来に導くということがさらに難しくなるのではないか?」と懸念する声も。

また「慰安婦問題の拙速合意は韓国が親日をいまだに清算できていない証拠だ」「大韓民国の近代史の外交上、最も理解できない最悪の事件が日本との慰安婦合意だ」など15年末に結ばれた日韓慰安婦合意を批判する声や、「日本が反省せず堂々としているのは米国の影響も大きい」と分析する声もみられた。

一方で「国家間の合意は順守すべき。もう慰安婦問題を取り上げるのはやめてほしい」と訴えるユーザーもいた。(翻訳・編集/堂本

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