Record China 2017年7月18日(火) 5時40分
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謝長廷氏は台湾独立について、そして台湾にはどのような中国との交渉カードがあるのかについて発言している。写真は台北。
2017年7月15日、米華字ニュース・多維新聞によると、台湾の謝長廷(シエ・チャンティン)氏は中国の内部に影響力を持つのは世界で台湾だけだと話している。
台北駐日経済文化代表処の謝長廷駐日代表は15日、台北市で開催された新文化研修キャンプに出席した。参加者との質疑で、与党・民進党の独立綱領について質問されると、「民主化は有機的なものである。有機体は成長し、命を残す術を見つけようとする。台湾も自らの道を探している。名称や形式は二次的な問題であり、最重要課題は生き延びることだ。(台湾国など)どんな名称を使うかは個々人によって判断が異なるため、民主選挙によって決定することになるだろう」と答えた。また現在、台湾は独自の議会、通貨、司法を擁しており、事実上の独立を達成しているとの見方も示した。
中国との交渉に当たって台湾にはどのようなカードがあるのかとの質問もあった。謝代表は、中国は世界的大国を目指しているだけに台湾や香港に残酷な対応を示せば、国際社会からの不信感を招きかねないと指摘、この点がカードになると分析した。
もう一つのカードは中国本土市民がどのように台湾を見ているかという点だ。中国本土の一般市民に影響力を持つのは、同じ歴史と文化を持つ台湾だけ。中国の政府やメディアは台湾を批判しているが、一般市民は台湾の良い点を理解しているとコメントした。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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