<聖火リレー>報道に大障害、取材班が“高山病”でダウン!―チベット自治区

Record China    2008年5月2日(金) 19時17分

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1日、北京オリンピック聖火リレーのエベレスト登頂を取材するため現地を訪れていた香港の俳優が高山病により倒れ下山したが、同行していた記者兼ディレクターも高山病で下山していた。写真はチベットに設置されたプレスセンター。

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2008年5月1日、中国新聞社の報道によれば、北京オリンピック聖火リレーのチョモランマ(エベレスト)登頂を取材するため、香港TVBのゲスト記者として現地を訪れていた香港の俳優、王喜(ワン・シー)が高山病により取材半ばで下山したが、TVBから呼ばれていたもう1人の記者であり、番組ディレクターでもある李漢基(リー・ハンジー)も4月30日、同様に下山していたことがわかった。

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チョモランマニュースセンターに到着した当初から、王喜は高山病がひどく、下山して治療を受けざるを得ない状態だった。北京オリンピック組織委員会の関係者1名も王喜とともに下山したという。その後、1人居残って取材を続けていた李漢基も体調が悪くなり下山することになった。

取材班に同行していたチベット自治区人民病院の医師によれば、李漢基は29日には体調が悪くなり、血中酸素飽和度が63%に低下(通常は95〜100%)。酸素吸入治療を受けていたが、翌日(30日)の朝になると症状がさらに悪化し、血中酸素飽和度がさらに低下するとともに、発熱などの症状も現れたため、標高の低い場所で治療を受けざるを得なくなってしまった。

その後、同じく高山病になっていた他のTVB記者1人とクルー1人が回復したことで、何とか取材活動を続行することになったという。(翻訳・編集/岡田)

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